2017年5月21日日曜日

”よう―あたくし様”


テスタメント3脱稿完了のお知らせがありましたね!

 このまま続報もなく出ないで、また5年くらい待たされるんじゃないかとさえ思っていました。なので、出ることが決まっただけでとても嬉しいです。

 僕がシュピーゲルを知ったのは、単行本3巻発売くらいの頃でした。白亜右月さんのシャープな絵柄に惹かれて手を伸ばして、クランチ文体のSFらしい未来的な感じにやられてしまったんですよね。イラスト買いかよ!言わない言わない。

 その辺の経緯はこの残念動画にまとめられています……。

【ニコニコ動画】【冲方1分動画】10年前の読みたい子どもたち【シュピーゲル紹介】

 締切最終日に勢いで作ってアップした動画なのでこの低クオリティなのです(-ω-;) もう気持ちだけですよ、気持ちだけ。最初の衝動を伝えたかったんです。夢というのは最初の衝動を持続させられた者だけが実現できます。(©二十世紀少年)若かった←たかが一年半前だろ!

 とはいえ、すっかり読み込んだ今では、シュピーゲルの魅力は苦境の中で自ら選択をする登場人物達の生きざまと格好良さだと思っています。

 冲方さんは災害/逮捕/大病といった様々な苦境の中でもめげず、真っ直ぐに進み続けて最終巻まで書き上げるという選択をしてくださいました。このこと自体も、シュピーゲルが・冲方さんが伝えたいメッセージなのではないかとさえ思います。

 冲方さんに賞賛と感謝をしつつ、自分がそれにどのような形で恩返しできるのか、今から考えながら発売日を待ちます。

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